【PR】
以前にご紹介した「500日CDを聴いて朗読した結果」のその後です。いわゆるCDの音声を聴きながら読む、CDが読み上げるのを追いかけるシャドーイングと、内容理解を深めながらの暗唱の朗読を開始して2年1ヶ月を過ぎました。幼児や低学年の英語多読を760日続けるとどうなるかのお話です。
※当サイトは、アフィリエイトプログラムに参加しています。
500日経過時点での過去記事はこちら
ついにFIRST LITTLE READERSも Dボックスまで来ましたよ!5箱目。ひたすらCDを聴きながら唱えることをら760日継続するとどうなるのでしょうか…。使用教材は各方面で人気のあるFIRST LITTLE READERSを使用しています。レベル別にAからだんだんレベルアップする内容です。我が家はAの前にさらに簡単なボックスを挟んでから始めました。
|
4747家の音読ルール
基本休みはなし(病気、旅行の場合免除)
CDを3回聴いて唱えること
週に一冊
最後はネイティブの前で暗唱する
小1のスペック
英会話(ネイティブ✖️バイリンガル)2年2ヶ月
英会話フォニックス(日本人講師)3ヶ月
英検Jr.シルバー合格点到達済
というわけでガッツリ英語教育しているわけでもなく、ごく一般的な進行度だと思います。
最初と現在の英語教材の差
4歳で始めた時に読んでいた最初のボックスがこちら
おお、、懐かしいですね。これでも相当な抵抗に遭いましたので、それについては前の記事をご参照下さい!
そしてやる事が割と普通になり、最近終了したCボックスがこちら。
そして今回始まったDボックスです。なんかいきなりストーリーのある物語になりました。
子どもがCボックスの2周目はやだやだ!と言って投げやりな態度だったので負けて始めた FIRST LITTLE READERS Dでしたが、この Dボックス真面目にこなしたらかなりのスキルを手に入れるのでは。
ぶっちゃけ、短めの普通の絵本なので日本語の絵本だったとしても完璧に暗唱するのすぐはできないかも。
3回唱えるのも長くなったので労力が重くなりました。踏ん張りどころかな。
|
英語多読の効果について
英語の文章のまとまりを意識して読める、英語特有のリズムを掴む
とくにCボックスあたりから、文章が長くなり、【文が途切れず長いのを塊で聞き取る】必要が出てきました。内容も【短めセンテンスの繰返しなリズム感】ではなくなってきたので、長いセンテンスのリズム感や単語と単語が合体した時の端折りかたが上達し始めたし、文章の塊を
でぃす、いず、あ、ぺん。
みたいな単語ごとの塊ではなく
川の流れのように、強弱や早かったり遅かったりなリズム、強調するところはしょるところなど全体を掴むようになった。
Dになり、登場人物のかけあいやストーリー性、長文度合いがあがり、ものすごい労力がかかる!一気に階段上がらされている感じ。
暗唱までの英文全体を掴むスピードが上がった
Cボックスの段階で、1日3回唱えて2日目には概ね掴み、4日目にはざっくり暗唱に入るスピード感になりました。6日目には仕上がっている。
Dボックスで長文度合いが一気に上がるので心配しましたが、こんな流れで1冊目はじまりました。
Dボックス1冊目はこんな流れになりました。
こんな文章量で8ページ。
1日目
3回唱えずに聞き込みを行い、不安そうに「こんな長いのわからない…」と言っていました。
2日目
内容理解を行ったところストーリーが頭に入り、短めセンテンスの毎ページ出てくる言い回しや聞き取りやすいところから既にぶつぶつ言っていて暗唱できる状態。
全てのページの内容が違うのでそのあたりはシャドーイングを3回行いました。
3日目
体調不良で休み
4日目
2日目の続き。覚えたところは聞かなくても言える。ただ、内容が長いので全て覚えるには至らない。シャドーイングはほぼ出来ている。(唱えている間に次のセンテンスが読まれてもついていける)
5日目
淀なくシャドーイングは行える。半分以上暗記している。
6〜7日目
暗記している箇所で空白地帯を埋めていく感じ。最終日にはざっくり全てCDを聴かなくても暗唱できている。
これからDボックスを継続したらどうなったのかも、半年後あたりに検証したいですね!
ぶっちゃけ読めない
読むのは別の勉強が必要だなと思いました。日本語もひらがなとかカタカナとか漢字とか別に覚えるじゃないですか?ちゃんとノート取ったりドリルで書いたりして確認しますよね。あれと同じ感覚です。よく見ていたり書いていた単語はいくつか読めます。が、それって今まで760日読んだからじゃなくて単語を別に勉強したからだよね。
これから文法が始まればまた違うと思います。
超頭が良かったらわからないけども。
読みを導くにしても親の英語スキルが高く、教える側としてもスキルが高いことが必要です。私みたいな底辺英会話を繰り広げている状態だと厳しいと思う。
私も塾の先生ですが、「楽しくわかりやすく教える」って親にはすごく難しいんですよ。ある程度のスキルも必要だし、親ってだけでフラットな気持ちで教えられない。国語や算数、楽器、運動などみなさんどうですか?
単語や文法についてはまた別に記事を書きたいと思います。
ちょっと難しいことを連続して継続すると、自分の力がアップすることに気づいた
いつかできるという自分への信頼がある。
難しくなり心配だし、大変だけども、やっていれば出来そうとか子どもの自分自身への信頼を感じた。ボックスのレベルが上がるたびに大変で苦しみはあるけども、それに耐え切って乗り越えてきた自信を感じた。
発音がよくなる
正直言ってBボックスあたりまでは発音悪かったです。うちの子どもは年長までものすごい音痴でした。だからか周りの子とあんまりにも違いすぎるので口から泡出そうでした(笑)音痴だからか?みたいな。日本語音痴なのに英語いい訳ないよね。HAHAHA
Cボックス後半あたりから長めのセンテンスのシャドーイングになり、なぜか改善されて、 Dボックスのシャドーイングが始まってから格段に発音がマシになり始めました。治り始めたというか日本語と違うように英語を発音し始めた?かな?音が混ざり合い単語と単語が連結して、日本語と同じだと再現できない場合が増えたからでしょう。
あとは年中の時とかやってしまっていたけれども、親が出来ないところを抽出して代わりに読み上げるのは絶対にやらないようにしました。(CDではなくアプリになって↑、途中から聴くとかちょっと巻き戻しがやりやすくなったような)
シャドーイングすると発音良くなる!とかはYouTubeとかに転がっているので調べてみてください。丸投げ。
|
英語文を集中して拝聴する力
英語絵本のレベルが上がるにつれて、センテンスが長くなり、一生懸命に聞き込まないと再現できなくなります。
そのためよくわからん英語という言語だけども、集中してその音を拾う訓練になっています。CDながしておくだけというより再現しなきゃいけないから聴き込むみたいな。
ちなみに嫌がられるのでみなさん頑張っているであろうCD掛け流しとか英語でテレビ観ろとかしていません。たまに私がiPadで字幕でアメリカやイギリスのテレビドラマ見ているぐらいだけど、うるさいと言われます。かなしい。
なんか聞いたことある単語が増える
これはこなした英語絵本の量だけ可能性が増えていきました。
初見の単語なはずだがどこかで聞いたことがあるので覚えやすい。みたいな。正直24冊✖️4ボックス➕何冊かで100冊ぐらい読んでいますので解ってなくても聞いたことがある、自分が唱えていた単語は大量にあると思います。
まとめ
360日やるまで何の成果も感じなかった英語多読ですが、760日耐え忍びついに効果が実感できてきたような。500日より英語のセンテンスのまとまりがでっかくなり、それに対応するべく能力を徐々に上げていかざるを得ない!!
調べたらあと2ボックスありそうですが、このfirst little reader Dボックスは今度こそ2周行う必要性を感じています。これ英文暗記していたらでかいんじゃない?!
また違いが出てきた頃にご報告いたします。しばしお待ちを。
というか、お恥ずかしながらシャドーイングという方法を始めた当初知らなくて、子供が勝手にその方法で練習していて良いのかわからなかったのですが、勝手に覚えやすい方法に改良していくのが子どもなんだなと思いました。中年より臨機応変だね。