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我が家の小1が、今年2月の第3回漢検10級を受験して合格しました。小1が小1で習う80字範囲の10級当たり前なのですが、意外と漢検10級の勉強やらないとやばかったなポイントがありました。
やってよかったありがとう漢検。。
私が塾で教えた年中さんたちが、11月から年長で(10月に上の学年が受験が終わって抜けるので新年度は11月です)活躍しているのをみると感慨深い。ほんとコツコツやったことは決して無駄にはならない!!それは漢検も同じ!!
そこで今回は漢検10級合格までの使用教材、受験のメリット、当日の様子をまとめていきたいと思います!
ちなみに満点を取ると、特別な【満点合格証書】をもらうことが出来ます。やる気アップ!
漢検を受けるメリット
今回受験して本当に良かったのですが、大きく3点良いところを感じたのでご紹介します。
語彙力の強化(気付かぬ穴だらけだった
漢字を80文字覚えても、漢検の教本をやると本人が嫌気がさすほど知らない語彙がゴロゴロ転がっています。私は80字覚えれば全てが完了かと思っていたけれど、ゴールはそこではなかったのだ…。
熟語、単語、特殊読み方など80字ですらありとあらゆる読み方が。知らない意味の単語が、言い回しが、、、。もし漢検のお勉強をしなかったら、これ抜けたまま二年生になっていたのかと思うとゾッとします。
特にうちの子は悲しいかな、自分から家で読書あまりしないので語彙上げていかないと取り返しのつかないことになりそう。
テスト慣れ
塾講師目線で考えると、ストレスかかるけど可能なら団体受験で学校で受けるのではなく、知らない人ばかりのテスト会場へ行くのがオススメ。
私の教えている塾も、模試は数パターン用意されていて、塾の色々な校舎に行かせてテストの月一パターンと、数ヶ月に一度どこぞの学校をかりて大規模で行うテストがあります。
他にもわざと慣れていない知らない子ばかりの別の塾で開けさせたり。
場慣れとかテスト慣れは重要なので、定期的に知らない場所でテストを受けるのは良い経験になると思います。コツコツやる事でテスト慣れをして中学受験、高校受験への布石になりますよ!
書き順の徹底チェック
これがまた、親の心折れるやつです。
漢検でもないと子どもの書き順血眼で観察するなんてやりませんから。怪しげな漢字書いている時は私の目からビームでも出そうな熱視線ですよ。
試験に出るので強制的に直します。ぶつぶつ言われたらうるさいやるんだよ日本人ならなみたいな。箸と同じだよ!💢
漢検8級ぐらいまでは、ちゃんと監視して基本の書き順覚えさせろと親の尻を叩くために書き順チェックがあるのだと勝手に思っています。監視しなくても、スマイルゼミとかチャレンジタッチなら書き順とめはね判定してくれると受講しているママさんからお聞きしました。
使用教材
主に5種類の教材を使用しました。
半年かけて徹底反復と語彙拡大に努めた感じです。
漢字ポケット辞典
これを使用してまずノート作りを行いました。
読み方書き順部首など、書き写す事で(そんなものあるんだ…ふーん…)みたいに意識がいったので、今後その感覚が役に立つといいなと思います。二年生も同じやり方でひたすらノート作りです。。
漢検公式いちまるシリーズ
漢検ドリルが無味乾燥の極みで、しかも書くところも文字も小さく、小さい紙の中に大量の情報があって嫌気がさすので、こちらでふわっと全体感を掴んでから移行した方がいいかも。
うちはそうしないと、漢検ドリルやってくれませんでした。漢検9級も同じ流れの予定です。
漢検ドリル
これはやるべきです。でもベタ付きで親がついてわからないところは調べたり教えながら進めます。熟語が6〜7歳知らんだろみたいなの結構あり、放置するとやる気ゲージがマイナスにいくので、ハテナが散ったらすかさず合いの手を入れていきます。
親なんて盛り上げ要員ですよ。ヨイショーヨイショー!!
漢検模試
試験なれに役立ちました。いつもと一緒、知ってる見た目、問題違うだけでやること同じ、安心!
意外なことに、漢検ドリルより模試の方が簡単でした。模試8回分ぐらいあるので、半量をさきにやってもいいかも。
Z会漢字
毎月強制的にやってくるZ会にも一年生の漢字シリーズが入っています。書くのはもはやどうでも良いのですが(夏にはだいたい覚えていた)、読み方、使い方などただ漢字書いてたのではそこまで気がいかないあたりの痒いところに手が届く感じです。
漢検ドリル、紙が小さくて問題多くて難しくて心が折れるので、適度にZ会の1ページに対する優しい分量を挟むことで、心が折れずにすみました。
取り組んだ結果、素早く思い出せるように
当時まだ通っていた花まる学習会(塾)の漢字テストに向けて、復習練習プリントをやってみました。カタカナ←→ひらがな書き換えをやらせたところ、よく使わない「ヲ」とか形が八とかと似ている「ル」とか書き方怪しいやつが盛りだくさんだったのですが、漢字だけは迷いなく
サササササー
とかいて一瞬で終わっていました。すごい何の迷いもなく書いていましたよ。漢検のおかげだね。
むしろカタカナどうした…。
当日の様子
十日前ぐらいに受験票がハガキで届き、そこに会場名が書いてありました。家の近くとは限らなくて、うちは徒歩と電車で家から50分ぐらいの場所が指定されました。
学校など団体で受験する方は、現地まで行くのが大変ではないかもしれません。
当日の持ち物
受験票
えんぴつ(シャーペン)
消しゴム
荷物は持って入れますが、カバンは椅子の後ろにかけたり床置きで、机の上に出せるのは上の3つのみです。
トイレ用のハンカチ、そして水筒があると試験の前に飲めるので良いかと思います。
親の付き添い
一名まで。待機用の部屋があり、早くついたらそこで復習。時間になったら子どもを試験会場の部屋へ送り届けて、保護者は待機室で試験が終わるのを待ちました。終了時間には試験会場の扉の前で出待ちします。
試験会場への保護者の入室
座席まで連れて行き、鉛筆を出したり、受験票をセットしたりするのを手伝いました。
試験用紙の名前や受験番号、生年月日の確認をします。(受験番号など必要事項はテスト用紙に書いてくれてあります)
こどもは、漢字で印刷された自分の名前の横にひらがなで名前を書きます。模試にあった【男女をマークシートで塗る】は時代の流れでなくなりました。子どもの補助が終わると退室を促されです。
うちだけでなく、漢検10級のほとんどのご家庭はそんな感じでしたよ!
会場の雰囲気は?
テストや会議のできる中規模施設での受験でした。年齢層は幼児から小2ぐらいまで。みんな付き添いあり。同会場で別の級の試験もあり人混みでごっちゃごちゃでした。
結果はいつでる?
2/11の受験で、3/9にオンラインで結果がでて、そのあとに郵送での結果報告と賞状が届きました。オンラインの結果については登録しているメールアドレスに確認するように連絡がきました。
まとめ
その後の花まる学習会漢字テストも満点特待合格、学校もそんな調子ですのでやってよかったと思います。なにより、簡単な漢字のうちに勉強法を確立し始めて、それが普通だと思えたところがよかった。。2年生の漢字は160字と倍量ですが、やれる時は一日2文字のペースで進めればなんとかなりそうです。英検準2級のお友達がいて、あの子はすごい!自分は漢検でいくぜ!と言っています。(いや、次の9級も特には…
淡々とした勉強は大変ですが、頑張りましょう!