Z会幼児が2年間の死闘の上終了し、ついに始まったZ会小学生コース。今回は一年生4月の内容を小学校受験塾講師がご紹介します!
果たして、幼児のキャピキャピしたクマさんとたぬきさんが〜みたいな内容が一切消えた勉強感増し増しの教材に耐え切れるのか?!慣れるのか?!!
ついでに座り方の基本姿勢なども身につけると、長い時間勉強できますし、先生にも褒められますのでお伝えしていきます。
ちなみに、Z会勉強色が強くて…みたいなのは、経験上はやく始めたほうが傷が少ない傾向があり、年が上がるほど変更が辛くなります。。。でも塾はキャラどころかカラーですらないよ?状態なので……我慢してやるのではなく、低学年で素直な間にそれが普通に持っていきたい!
とくに中受組は。行かねばならぬではないですか塾へ・・・・・・・。
進捗管理カレンダーは壁に貼るべし
裏面は予定なし、表面は進行モデルスケジュールあり。
うちはモデルスケジュールある側を使用しつつ、それよりはやく消化していることを目標にしています。
一番目に入りそうなところに貼っておくと親子でお互いに「あ、やべ、ちゃんとやろう・・・」みたいな相互監視に。
これが親切設計で、ドリルなどの番号がそのままシールになっているので、シール使い切ったら全部終わったっていうことです!
(5月号のですが、最初はこんな感じ)
やっていないところも、終わったところも一目でわかるので頑張っている感があります。個人的には経験と経験シートが終わると、頑張った感がすごいです。笑
き、きもちいいいい!!
はやくおわらせい!!(私が
我が家はさらに勉強したら、100均で買った好きなキラキラシールも追加で貼ることにしています。有難うカレンダー。。やり切った時の達成感はすごいので、これは使ったほうが良さそう。一緒に入っていた1日の過ごし方を自分で書くやつは、既に勉強が固定化習慣化されているので使用しませんでした。その辺りは臨機応変で良いのではないでしょうか。
サポートブックを読み込むと親が先生になれる
怒らずわかりやすく説明したり、丸つけで子供のやる気が湧くやり方を丁寧に教えてくれます。読み流さず読み込むと心から凄い。片手に持ったまま教えたい。
私も先生ですが、大変ためになる読み物です。設問ごとに
狙い
教え方
褒め方
を簡潔に書いてくれていて、幼児コースでさんざんやったことが出てきて簡単そうに見えても意味があるのだなと納得しました!
これ、全部読んだら優秀な先生になれる。。私も自分の授業全てにこの冊子が欲しい。。
けいけん
Z会幼児でのぺあぜっとは「けいけん(毎月理科と社会が交互)」に昇格。
4月は薄めの冊子ですが、外に出て春を探し、とってきたもので押し花作りをするためなかなかのボリュームです。理科と社会が交互にきますが、ぺあぜっとの進化版なので幼児コースで問題なければそのまま工作や料理や調べる内容がレベルアップしただけです。
今までと比べて写真や絵が少ないので、1ページにつまっている感があります。
うちは都市部なのですが、道端のナズナで30分遊んでいました。意外と気に入った模様。それ以来ナズナウォッチャーです。意外と道端に色々生えているよね。
旅行や実家で野の草花をみて遊んでいたのでよかったんだなぁと実感。無いなりになんとかせねばですね。
どおおおおしてもつくしが見つからず、実家から写真もらいました。笑
気づくと毎年スギナになっていて、絶対ここにつくしが生えるとわかっているのにまだみていない。ステルスすぎる。
けいけんの提出課題は年長までと一緒で「心に残ったこと」を絵に描くのですが、何を書いたか自分で文章を書かねばですし、大人が説明する欄は最低限なあたりが小学生だなと。文章で説明する経験がまだ足りていないので、これから頑張って強化して行かねばな部分です。やらないと伸びないからちょうどいい感じです。
今回は花輪みたいにしたナズナを押し花にするんだとか言い出して、押し花にしました。ほかに紫の綺麗なお花もやってみたよ。
ボンドで作るのですが、子供のクラフトなのでご愛嬌で。というわけで、今回のけいけんでは「なずなの絵」を徹底的に書いていました。
わくわくエブリスタディ
これが本丸です。
メインの教材で、無理ない速度で知識の吸収をはかります。今回4月の教材を読んでみて、サポートブックを親が先に読んでおいてから教えてあげると良いのではないかと思います。
内容は簡単ですが、何をしているのかとか声かけとか知っておくといいのではないでしょうか。Z会年長をやっていると楽勝レベルですが、この無味乾燥なお勉強冊子になれると言う意味では難しくなくて我が家はちょうどよかったです。大変だと嫌になっていたかも。
こくご
1日目がこちら
座り方からやります。これとても重要で、私も幼児にしつこく教えて身につけてもらう基本事項です。正しい姿勢と鉛筆の持ち方は素晴らしい財産で、長い時間集中して机に向かうことが可能です。
塾的正しい姿勢をお伝えしておきます。Z会と言ってることはほぼ一緒。4歳ができてるから小学生もできる。むしろ今やらないとやばい。
・背筋まっすぐ
・机と背もたれ両方に握り拳ひとつが入る
・鉛筆は削ってあるところの少し上を持つ
・鉛筆を持つのと逆の手でしっかり紙を抑える
大したことではないのですが、放っておいたら身につかないのでご家庭で継続した指導が必要な項目です。箸の持ち方と一緒で努力で身につくのでやっておいた方がいい。
さんすう
1日目がこちら
数を数えたり、仲間分けをするところから始まります。数字と物の数を一致させたり。
あーはいはい知ってますかったるいな
という空気を感じる、とてつもなく簡単な内容ですが、このあと一年生のカリキュラムはサックサク進んでいきますので復習と思って丁寧にやってもらいました。
指で計算するうちはまだまだ数え足りていません!のでうちの子は数え足りていません!笑
※四月中塾の宿題も含めて毎日毎日毎日モノのかずを数えたら指を使わなくなりました。
ドリルZ
ひらがなは主にこちらの「ドリルZ」をつかって学習します。
白黒でキャラもいないし、ただ粛々とこなします。そういうものだと思っていただくしかない。国語はやばいかなと思いましたが、かつて書取りを嫌がったのが嘘のようにノリノリでこなしました。ありがとうZ会。全然嫌がらなかったです。
算数に関しては反復練習が必要なものがこちらにまとまっている印象です。
最後だけ楽しい条件迷路がありました。幼児コースを思い出す、マンガ的なキャラありの唯一のページ…。心のオアシスページ。いつまであるのかな笑。
添削問題
Z会の添削がいよいよ受けられる!
というわけで、無事ケアレスミスをしましたので戻ってくるのを楽しみにしています。笑
なんでか先生に言われたことには素直なんだよなぁ。
もどってきたら詳しく見たいところです。
けいけん、こくご、さんすう
の3枚になります。親は口を出さずに自力でやってもらうスタイルです。がんばれ。
まとめ
ポピーも一年分の教材を確認しましたが、全然ちがう。何が違うってお金も違うけどサポートブックの内容ですよ…ただの解答集でないですから。Z会のものは親にZ会の先生が憑依しますから。
あとはやはり内容ですね。ポピーは本当にやったことをおさらいしていくだけなので、メイン教材には足りないと思います。進行度の問題ではなくて、もうちょっと深く勉強したいと思うけどどうなんだろう。
ちなみにZ会国語は4月から添削で自己紹介という名の作文書かせてきますので、推して知るべし。申し訳ないけど一年四月の始まりまっさらの状態でこの微妙な差は、6年積み重なったら到達地の深度(6年生時点での学びの深さ)が結構違いそう…。
ひらがなも、ポピーはしりとり、クロスワードあたりですが、Z会はしりとりはもちろん、ひらがなの練習を書かせた上にそのひらがな使った言葉も考えねばですから。例えば、あああああってたくさん書いた後に空欄があって「あひる(あを使った言葉)」とか考えて書くわけです。それだけでドリル何枚もやります。。粛々とこなすあたりが塾に近いかな。
逆にそれに耐えられないとか、オーバースペックに感じるならポピーです。
進研ゼミはキャラと誌面のごちゃごちゃぶり(情報が多すぎる)に私が耐えられないので、取っていません。こどもちゃれんじ年長はみたけど、無理でした。。ごめんなさい。
ふだん教えている塾で問題のみ白黒プリント見ていて、それをちゃんと取り組むお子さんを見ているせいなのか、こんなんしなくても小さいうちに仕込めばやるだろと思ってしまうのです。幼児クラスのみんなはそれで頑張っているので。
慣れかなと。
我が家は軽く塾にも行っています(くもんや学研ではない)ので毎日そちらの宿題で多少反復練習が課せられています。いまのところ両方を進めてぴったり4月24日で添削問題を送り、家に帰ってきたら5月号が届いていました。
5月号もさんすうは難しくはないけれど、こくごは絵の中の人物のセリフを考えて話し合うとか面倒な(げふげふ)課題が多いので頑張りたいと思います。